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アカシアはちみつ(蜂蜜)の特徴は?クセのない甘さと効果、おすすめの活用法を紹介

アカシアはちみつ

ハチにまつわる自然由来の食品や商品を紹介する、ハチめぐ編集部です。

アカシアはちみつは、その上品な甘さとクセのない風味で多くの人々に愛されています。

この記事ではアカシアのはちみつ(蜂蜜)について、見た目や味わい、成分の特徴、おすすめの食べ方を紹介します。

はじめにお読みください

・本記事は、はちみつに関する一般的な栄養や伝統的な利用法をご紹介するものであり、医薬品のような効果・効能を保証するものではありません。はちみつはあくまで食品であり、病気の治療や予防を目的としたものではありません。
・記事内では、過度な効果を期待させる表現を避けるよう努めていますが、仮にそのように受け取れる表現があった場合でも、医療的な効能を示すものではないことをご理解ください。何らかの症状がある方や体調に不安のある方は、自己判断を避け、かかりつけの医師にご相談ください。
・また、1歳未満の乳児には、はちみつを与えないでください。

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目次

アカシアはちみつの特徴は?

アカシアはちみつは、クセのないすっきりとした甘さで、「はちみつの女王」といわれる人気の高い種類のはちみつ(蜂蜜)です。

透明感のある淡い黄色の色合いが特徴的で、ニセアカシア(ハリエンジュ)の花から採取される単花蜜です。繊細な風味と高い純度を持ち、雑味が少ない食べやすい品種です。

初夏に白い花を咲かせるキレイなお花です。

素材_アカシア

アカシアはちみつの特徴は以下のとおりです。

・自然な甘さとまろやかな口あたり
・固まりにくい(結晶化しにくい)
・低GI食品である

特徴1:自然な甘さとまろやかな口あたり

何と言ってもアカシアはちみつの特徴は、その「自然な甘さ」です。人口の甘味料にはない上品な甘さと、まろやかな口あたりで後味もさっぱりとしています。

香りにもクセがないため料理や飲み物にもなじみやすく、特に紅茶やハーブティー、ホットレモンなどと組み合わせると、ほんのりと甘く穏やかな味わいが楽しめます。

特徴2:固まりにくい(結晶化しにくい)

素材_はちみつ

アカシアはちみつは含まれるブドウ糖の割合が少ないため、結晶化しにくく、液状のまま保存しやすいことも特徴です。

はちみつの種類ブドウ糖の多さ結晶化しやすさ
レンゲ多いしやすい
菩提樹(リンデン)多いしやすい
クローバー多いしやすい
菜の花多いしやすい
そば多いしやすい
アカシア少ないしにくい
少ないしにくい

はちみつはブドウ糖が多く含まれるほど固まりやすくなります。例えばレンゲや菩提樹はブドウ糖が多く含まれているため、アカシアよりも固まりやすいはちみつということになります。

はちみつが固まったとしても品質への影響はありません。
詳しくは以下の記事で紹介しています。

特徴3:低GI食品である

素材_はちみつ

「低GI食品」とは、食べた後に血糖値が急激に上昇しにくい食品のことで、ブドウ糖を「100」とした数値で表すことが出来ます。

甘味料GI値分類
ブドウ糖(グルコース)100高GI
はちみつ(一般的)約58中GI
アカシアはちみつ約32低GI
白砂糖(ショ糖)約65中GI
メープルシロップ約54低GI~中GI
水飴(コーンシロップ)約75高GI
アガベシロップ約11–19低GI
ココナッツシュガー約54低GI~中GI
モラセス約55中GI
タガトース約3低GI

はちみつの種類によってGI値は違いますが、アカシアはちみつのGI値は約32とかなり低いです。白砂糖と比べても約半分程度のGI値しかないことがわかります

高GI値の食材は即座にエネルギーとして体内で変換されるため運動前の補給には向いている反面、血糖値の上昇で不調をきたす方や肥満気味の方、2型糖尿病の方には低GI値であるアカシアはちみつがおすすめです。

アカシアはちみつの美味しい食べ方

そのままスプーンで味わう

素材_はちみつ

アカシアはちみつの繊細な風味を楽しむには、そのままスプーンで味わっていただくのが一番です。

このときできれば金属製のスプーンは避け、木製や陶器製のスプーンを使用いただくと、よりアカシア本来の風味を損なわずに味わうことができますよ。

パンやヨーグルト、紅茶などに加える

素材_はちみつ

トーストやホットケーキにアカシアはちみつをかけても、アカシアの自然な甘さが引き立っておすすめです。またプレーンヨーグルトにフルーツといっしょにはちみつを加えると酸味がまろやかになり食べやすくなります。

紅茶やコーヒーに少量加えて、自然な甘みとコクをプラスするのもおすすめの楽しみ方です。

料理の甘味料として使用する

素材_はちみつ

例えばアカシアはちみつと粒マスタードを合わせたハニーマスタードソースを焼いた鶏むね肉にかけたり、すき焼きの割下として砂糖の代わりにアカシアはちみつを使ったりと、料理に使う楽しみ方も様々です。

スイーツやデザートに

素材_はちみつ

スイーツにかけるのも定番です。プリンや豆乳ゼリー、レモングラニータなどにアカシアのはちみつを添えると上品な甘さのデザートに仕上がります。

アカシアはちみつの保存方法と注意点

アカシアはちみつは、直射日光を避け、風通しの良い涼しい場所で常温保存してください。

結晶化しにくいとはいえ、冷蔵庫に入れるとブドウ糖がそこに沈殿して固まりやすくなります。結晶化自体は品質劣化ではありませんが、液体のまま使いたい場合は、冷蔵保存は避けるのが賢明です。

まとめ

この記事の要点

・アカシアはちみつはクセがなく、まろやかな甘さで結晶化しにくい。
・低GI食品で血糖値が気になる方にもおすすめ。
・紅茶やヨーグルト、料理やスイーツなど幅広く活用できる。

記事を読んで、アカシアはちみつの魅力を感じていただけたでしょうか。クセのない自然な甘さや結晶化しにくい特性、そして低GIで体にやさしい点など、普段使いにぴったりなはちみつです。

ぜひ紅茶やヨーグルト、料理やスイーツなど、さまざまなシーンでアカシアはちみつを楽しんでみてください。

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この記事を書いた人

はちみつ、プロポリス、ローヤルゼリーなど健康と美容に役立つ「ハチの恵み」について、農林水産省や厚生労働省、国際機関が発信する客観的な情報や自身の経験、養蜂家に取材した情報に基づき記事を制作しています。ハチへの「ありがとう」の気持ちを込めて、正確で誠実な情報発信を心がけています。

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